予防・クリーニング
Prevention痛くなる前に予防ケア!
大切な歯は「治療」ではなく「予防」で守る
このようなお悩みはありませんか?
できるだけ自分の歯を残したい
いつまでも食事や会話を楽しみたい
正しく歯磨きできているか心配
お口の健康を維持したい
歯科医院にいくタイミングがわからない
むし歯や歯周病を予防したい
歯医者が苦手でできることなら行きたくない
「予防」のメリット
過去に受けた歯科治療の経験から、歯科医院から足が遠のいていませんか?予防のための定期検診やクリーニングは、歯科治療とは異なり「痛み」を感じることはほとんどありません。お口の中がキレイになって、気持ちいいと感じていただけます。それだけでなく、むし歯や歯周病が予防できて、痛い治療を行う必要がなくなるのです。将来的に、インプラントや入れ歯などの治療も必要なくなるでしょう。いつまでもご自身の歯で健康的な毎日を送っていただけます。長い目で見て、治療にかかる「時間」と「費用」の節約につながるのです。
歯科先進国と日本の違い
ご自身の歯で食事を楽しむためには、20本以上の歯が必要だといわれています。
2005年の調査では、歯科先進国とされるスウェーデンでは、70歳になっても平均で21本の歯が残っているのに対して、日本では、16.5本という結果でした。
このような違いが生まれた背景には、日本では「定期検診」や「クリーニング」のために歯科医院に通うという習慣が定着していないことが理由と考えられます。
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定期検診の重要性
痛いところがなくても定期的に歯科医院に通うことで、さまざまなメリットがあります。
むし歯・歯周病を早期に発見できる
むし歯や歯周病は初期の段階では自覚症状がないため、ご自身で異常に気が付くことが難しいものです。プロの目で見ることで、早期発見・早期治療が可能になります。
お口の中の些細な変化にも対応できる
お口の中の些細な変化にも対応できる むし歯や歯周病になる原因はさまざまです。定期的にお口のチェックを受けていると、食生活の変化やストレス、磨き残しなどのわずかな変化にも気が付くことができます。根本的な原因を解消することで、お口のトラブルを予防します。
お一人お一人に適したケア方法がわかる
歯並びや歯質など、お口の状態は患者さんごとに異なります。定期検診の際に、お口に合わせたブラッシングやデンタルケア製品の使い方などをアドバイスします。
お口の健康と全身の健康の関係性
歯周病やむし歯は細菌による感染症です。進行すると、炎症を起こした歯ぐきの血管に、細菌や炎症物質が入り込み全身にまわります。その結果、全身疾患を引き起こしたり悪化させたりする恐れがあります。
全身の健康維持のためにも、お口を清潔に保つことが重要です。
効果的な予防のために
セルフケア(自宅での歯磨き)と
プロケア(歯科医院でのクリーニング)の
併用がポイント
お口の病気を効果的に予防するためには、ご家庭でのケアだけでも、歯科医院でのケアだけでも不十分です。両方を併用することが、清潔なお口の近道です。
セルフケアの方法
「セルフケア」とは、ご自身で行っていただく予防ケアです。
予防の基本は毎日の歯磨きです。ただ、歯磨きだけでは十分に汚れを落とすことが難しいので、デンタルフロスなどの補助道具を活用して効果的に歯を磨きましょう。
また、食生活の見直しも大切です。
歯磨き
「食べたら磨く」を習慣にしましょう。
食事はお口の中が酸性になり、むし歯になりやすい状態です。できるだけ30分以内に歯磨きを行って、むし歯菌のエサになる食べ残しを取り除くことが大切です。
デンタルフロス
歯ブラシが届かない歯と歯の間には、デンタルフロスを使用して汚れを取り除きましょう。
プロケアの方法
歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行う予防ケアです。
まずはお口の中をチェックして、磨き残しがないか確認します。
歯磨きでは落としきれない汚れを、専用の器具を使用して落とします。
スケーリング
スケーリング スケーラーという器具を使って、歯ブラシでは落とせない硬い歯石を、削ったり砕いたりしながら落とします。
なお、手動の「ハンドスケーラー」、超音波を使った「超音波スケーラー」、空気の力を使った「エアスケーラー」など、器具を使い分けながら、歯の表面をキレイにします。
クリーニング
普段の歯磨きでは落とし切れない汚れを、専用の器具や薬剤を使用して除去します。
PMTC
「PMTC」とはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略です。専門器具とフッ素入りの研磨剤を使って、歯垢や歯石などを徹底的に落とした後で、歯の表面をツルツルに磨きます。
予防はこれからの時代の常識
他の歯科先進国と比較して、日本ではお口の健康への意識が低いとされています。実際に、日本では、「年齢を重ねれば歯を抜けるのは当たり前」「歯が抜けたら入れ歯をすればいい」「歯科医院は歯が痛くなってからいくところ」とお考えの方が多くいらっしゃいます。
一方、スウェーデンでは、国家プロジェクトとして「むし歯予防」に取り組んだところ、70歳での平均残存歯は21本となりました。今では、小さなころから予防のために歯科医院に通う習慣が当たり前のこととして定着しています。
ご自身の大切な歯を1本でも多く残すために、もり歯科医院と一緒に、予防ケアをはじめましょう。
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